飼養管理レポート

 

2014年6月2日月曜日

㈱雪印こどもの国牧場の新築牛舎

4月17日に竣工式を終えたばかりの㈱雪印こどもの国牧場の新牛舎を観てきました(6月1日)。


本日は“牛乳の日”で、全国各地でイベントが開催されましたが、こどもの国牧場も『牛乳まつり』を開催。
多くのお子様連れファミリーの来場でにぎわいました。




熱中症が心配なほどの一足早い真夏のような好天に、木陰が大人気だった牧場内で知る人ぞ知る人気スポットがこの新牛舎です。






新牛舎は牛や管理の仕事が目の当たりにできるように、24頭一列で広く見学通路がとられ、天井は高くセミモニタータイプの換気構造で、片側の壁がない開放型。
4頭毎に大型扇風機が設置され、明るく風通しがすこぶる良い構造。



牛にとって快適な環境を考慮した牛舎ですが、30℃を越す昼下がり、扇風機の回転音も力強い?涼しさで、見学のお客様にとっては一番快適な場所となりました。

 
ここ数日の日中の暑さにも採食量や乳量には全く影響がないとのこと、本格的な暑熱期はこれからですが、今年の夏は牛も人も大分助かりそう、とのことでした。




2014年5月8日木曜日

 農業生産法人「ロマンチック デーリィファーム」を訪問しました!!

【ロマンチック デーリィファームの概要】
設立     平成11年3月30日 
       (昭和21年、泰人氏の父、潤一郎氏が赤城原に入植)
資本金   500万円
構成員   代表取締役の須藤泰人、役員2名、従業員31名
所在地   群馬県利根郡昭和村赤城原915-1

・現在、ホルスタイン種1,200頭飼養、うち搾乳牛は700頭。
・ミルキングパーラーは12頭×2、1日3回搾乳で1回の搾乳に6時間程度かかるので洗浄やメンテナンスを含めると24時間稼働(1日3回集乳)。
・従業員は30名ほど、作業は2交替制で、今年も3名新入社員を採用、地元からも採用。

フル稼働のミルキングパーラー

【飼養管理の特徴】
・自牧場の乳牛はすべて育成でまかなっているとのこと。北海道からの導入、預託は一切していない。一部都府県の酪農家への販売をしているが、あくまでも自牧場での飼養が中心です。
・1,000頭もいる乳牛を効率的に管理するために、段階ごと、牛の状態ごとで別牛舎に管理しています。例えば乳房炎の乳牛はホスピタル牛舎に一括集約させて治療等しています。

乾乳牛舎

育成牛舎

哺育牛舎

【ふん尿処理】
・フリーバーン全体に地面の傾斜を利用して水を流すフラッシュシステムです。これで牛舎のふん尿はきれいに流すことができます。
・ふん尿はスクープ式発酵舎、急速発酵コンポストで堆肥処理されますが、水はそのまま流して処理することができます。
・また、このフラッシュシステムは暑熱対策としても役立っています。牛はすっかり慣れており少しも暴れたりしません。夏季などには気持ちよさそうに水に寝転ぶ姿が見られるそうです。

フリーバーンのふん尿を水で一気に流す

スクープ式(掻き上げ)発酵舎
【飼料】
・自給飼料は数年前までは行っていたが、現在は行っていないとのことです。
・周辺の畑作農家との兼ね合いもあるようですが、現在の飼料高の中、おからをエコフィードとして活用しているとのこと。
・飼料米はそのままでは給与できないため、思案中。試みとして、業務用(おせんべいやおかきの材料)の糊状に加工されたタイ米を使用したこともあるとのことですが、継続的に一定価格での確保が難しく導入には至っていないとのことです。

給餌の様子

飼料庫

インタビューにこたえる須藤泰人氏

後継者の息子さんと・・・

※写真は訪問した4月22日に撮影しました。

2014年3月17日月曜日

育成牛の標準化!!“from okoppe”

 昭和の頃、アブレストパーラーだった施設を育成牛舎として使っています。
 15頭を飼養していますが、以前は全頭が一度に採食できませんでした。




採食スペースが頭数分なかった。


食い負けする牛が発生。


連動スタンチョンを自前で取り付け、出入口も新たに装備。


12ヶ月齢前後で種付け直前の後継牛達。
牛群が揃って発育良好。飼槽も自前。


牛床はオガクズで気持ちよく。
(平成26年3月12日投稿)

2014年1月16日木曜日

乾物摂取量を把握する 

 興部町の牧場では月に1回、採食量調査を実施して、飼養牛の乾物摂取量を把握します。効率のよいメニューをフレキシブルに設計し、生乳生産維持拡大を図るとともに、残飼料(食べ残した量)を減らしてサイレージ在庫確保にも役立てます。


TMR調製の際、ミキサー付属の重量計にて給与飼料を計量


グラスサイレージも計量

TMRを給与


次のTMR給与前に残飼料を集める


残飼料をバースケールにて計量

※TMR給与量にトップドレスを加えて、残飼料を差し引き、牛群1頭当たり平均乾物摂取量を算出
※グラスサイレージの分析は定期的に実施