飼養管理レポート

 

2014年5月8日木曜日

 農業生産法人「ロマンチック デーリィファーム」を訪問しました!!

【ロマンチック デーリィファームの概要】
設立     平成11年3月30日 
       (昭和21年、泰人氏の父、潤一郎氏が赤城原に入植)
資本金   500万円
構成員   代表取締役の須藤泰人、役員2名、従業員31名
所在地   群馬県利根郡昭和村赤城原915-1

・現在、ホルスタイン種1,200頭飼養、うち搾乳牛は700頭。
・ミルキングパーラーは12頭×2、1日3回搾乳で1回の搾乳に6時間程度かかるので洗浄やメンテナンスを含めると24時間稼働(1日3回集乳)。
・従業員は30名ほど、作業は2交替制で、今年も3名新入社員を採用、地元からも採用。

フル稼働のミルキングパーラー

【飼養管理の特徴】
・自牧場の乳牛はすべて育成でまかなっているとのこと。北海道からの導入、預託は一切していない。一部都府県の酪農家への販売をしているが、あくまでも自牧場での飼養が中心です。
・1,000頭もいる乳牛を効率的に管理するために、段階ごと、牛の状態ごとで別牛舎に管理しています。例えば乳房炎の乳牛はホスピタル牛舎に一括集約させて治療等しています。

乾乳牛舎

育成牛舎

哺育牛舎

【ふん尿処理】
・フリーバーン全体に地面の傾斜を利用して水を流すフラッシュシステムです。これで牛舎のふん尿はきれいに流すことができます。
・ふん尿はスクープ式発酵舎、急速発酵コンポストで堆肥処理されますが、水はそのまま流して処理することができます。
・また、このフラッシュシステムは暑熱対策としても役立っています。牛はすっかり慣れており少しも暴れたりしません。夏季などには気持ちよさそうに水に寝転ぶ姿が見られるそうです。

フリーバーンのふん尿を水で一気に流す

スクープ式(掻き上げ)発酵舎
【飼料】
・自給飼料は数年前までは行っていたが、現在は行っていないとのことです。
・周辺の畑作農家との兼ね合いもあるようですが、現在の飼料高の中、おからをエコフィードとして活用しているとのこと。
・飼料米はそのままでは給与できないため、思案中。試みとして、業務用(おせんべいやおかきの材料)の糊状に加工されたタイ米を使用したこともあるとのことですが、継続的に一定価格での確保が難しく導入には至っていないとのことです。

給餌の様子

飼料庫

インタビューにこたえる須藤泰人氏

後継者の息子さんと・・・

※写真は訪問した4月22日に撮影しました。